最初はちょっと大変?パラグライダー体験談




パラグライダーを初めて見たのは、テレビの番組でした。
ハンググライダーとも落下するだけのパラシュートとも違う感覚で空を飛のは、一体どういう感じなのだろうと思いました。
足が地上から離れる。空中に体が浮くという感覚を、いつか体験したいと思っていましたが、なかなか機会は現れませんでした。
最初に始めようと言い出したのは、両親です。
専門のスクールをさがしてきて、体験入学に家族全員で行きました。

まずはパラシュートの扱い方から説明をうけ、畳み方や持ち運び方を教えてもらいます。
それからやっと、フィールドにでて、風を受けたパラシュートを上方へ持ち上がるようにさせる練習。
小高い丘を上り、何度も何度も駆け降りて、パラシュートを広げての繰り返し。
何度も転んで立ちあがって、また走ってパラシュートを畳んで坂を上がる。
足が少しでも浮くと、嬉しくなって足をとめてしまうのですが、そうするとすぐに足がもつれて転んでしまう。
何度も何度も繰り返すうちに、やっと少しだけ、ほんの数秒だけ空に浮きあがることができました。

センスの問題なのか、運動神経が大切なのか分かりませんが、私にとってはそこまでに到達するのにとても時間がかかったような気がしました。
実際は、自由に飛び回るという感覚ではありませんが、それでも空を飛ぶという貴重な体験ができる、素敵なスポーツだと思います。

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